Eblo Report 2025年版
「問いは、未来を動かす」
トップメッセージ
2025年、ニッセイエブロは20年後に迎える創業100周年という新たな未来に向けて歩み始めました。「コミュニケーション課題の解決」という事業の柱をさらに太く、そして強くしながらステークホルダーの皆様と一歩ずつ進んで参ります。
最近の当社は、サステナビリティという言葉に加えて「ウェルビーイング」も重要なキーワードとして捉えています。
当社の社是の一文に「豊かで充実した人生を送ります」というものがあります。
この社是は数十年前に制定されたものですが、仕事を通して成長し豊かな人生を送るというのはまさにウェルビーイングの考え方と言えるのではないでしょうか。
時代の変化と共に「言葉」も同様に変化を続けていますが、言い方は変わってもニッセイエブロとしての考え方の根幹は変わっていないということであると考えます。 これからも生活、技術、思考など様々変化が絶えず繰り返されていきますが、その変化に柔軟に適応しながらも根幹となる考え方はしっかりと持っていることがサステナビリティにおいては重要だと確信しております。
創業100周年。遠いようで遠くないこの未来に向けて、これからも宜しくお願い致します。
令和8年4月1日
ニッセイエブロ株式会社
代表取締役社長

エブロが支援する武蔵野大学の学外学修授業
「発展フィールド・スタディーズ*」2025
多くの中堅企業では、「サステナビリティに取り組みたい」という思いがありながらも、専任人材や十分な予算が確保できず、最初の一歩が踏み出せないという声をよく耳にします。 私たちも16年前、同じ課題に直面しました。リソースが限られる中で模索するうちに気づいたのは、組織の外にある「若者の力」でした。
近年の研究が示すように、若者の価値観と行動は、社会課題や持続可能性に強い関心を持つ方向へと変化しています。そこで私たちは、若者を単なる参加者ではなく、企業と社会をつなぐ“触媒(Catalyst)”として位置づけるプログラムを設計しました。それが、私たちの「サステナビリティ&ウェルビーング」の活動です。
このプログラムでは、学生が企業の現場に触れながらサステナビリティ課題を自分ごととして考え、企業側は若者の視点から新しい気づきや発想を得ることができます。企業にとっては大きな投資を伴わず、小さな実践から持続可能性の取り組みを始められることが特徴です。
結果として、若者の主体的な行動が企業内部の意識変化を促し、社内外へと連鎖していく――。この「小さな力が連鎖を生む構造」こそ、私たちが実践してきた「Catalyst型レバレッジ戦略」です。
限られたリソースでも、社会との接点をつくり、組織を少しずつ変えていく。その最初の一歩として、本活動は機能しています。
エブロ TV/Eblo CHANNEL
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2024本活動が国連グローバル・コンパクト「Impact Story」で紹介されました
©United Nations Global Compact, Impact Story, 2024
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Impact Story(個別)
Impact Story(全体)
私が発展FSを通して最も強く感じたことは、サステナビリティとは特別な活動ではなく、「人と人が向き合い、問いを重ねるプロセス」そのものだということである。発展FSを通して、私自身のサステナビリティストーリーは、「問い続ける姿勢を持ち続けること」だと考えるようになった。その積み重ねこそが持続可能な社会と自分自身のキャリアの両方を支える基盤になると感じている。【H.N】
今回のFS は、私の認識を大きく変える経験でした。私にとっての「自分だけのサステナビリティストーリー」とは、特定の成果を示す物語ではありません。問いを持ち続け、自⾝の立場や行動を見直し続ける姿勢そのものです。今回のFS 、その姿勢を具体的な経験として自覚させてくれた⾮常に意義のある学びの機会でした。【T.X】
私は、Well-beingという考え方に可能性を感じた。Well-beingは自分の幸福や健康、家族や身近な人の幸せに焦点を当てるため、より具体的な目標である。だから私は、自分→Well-being→SDGsという流れが、サステナビリティを広げるための現実的な入口であり、緩衝材になると考えた。どれだけ多くの物事を自分ごととして捉えられるかにかかっていると確信した。【N.N】
エコプロやニッセイエブロの方々と話す機会は、私にとってとても貴重な経験になった。異なる価値観や世代の人と対話する中で、意見の違いは対立ではなく、新たな気づきを生み出すきっかけになることを実感した。変化の激しい社会の中では、一つの正解に固執するのではなく、状況に応じて考え方を更新し、他者と関わりながら進んでいく姿勢が求められると考える。【A.K】
今回のFSで学んだ「自分の経験や考えを言葉にし、相手に伝えられる」ことを活かし、自分の価値観や行動を振り返りながら、社会との関わり方を考え続けていきたい。自分の言葉で語れる「サステナビリティストーリー」を持つことが、私なりの今後のキャリア形成につながると感じている。【K.S】
エコプロでは環境について考える仕事をしている方や、自発的にエコプロに参加した同年代の学生の意見や意識を聞いた。SDGsは流行りで終わってはいけないのだなとより一層感じ、若者世代がもっとSDGsを意識していかないといけないと感じました。エコプロに参加したことにより私のサステナビリティ・ストーリーは良い方向に変わったと思いました。【S.S】
エコプロへの出展を通じて、さまざまな立場の人と直接話す機会を得られたことも大きな学びだと思っています。自分たちの取り組みを相手に分かりやすく伝える難しさと同時に、対話を通じて新たな気づきを得る面白さも感じました。この経験は、今後社会に出た際に必要となるコミュニケーション能力の基礎を養うものだったと考えています。【T.T】